解決しなくていい。
ただ、聞いてほしい。

読みもの ・ こころのこと

「話を聞いてほしい」と思うのは、自然なことそれでも言い出しにくい3つの理由

答えがほしいわけじゃない。アドバイスも、いらない。

今日あったことを、ただ誰かに聞いてほしい。

そんな夜が、あります。

その気持ちは、あなただけじゃない

「話を聞いてほしい」と思うのは、甘えでも、わがままでもありません。たくさんの人が、同じ気持ちを抱えています。

74.4%

いま、不安や悩みが
「ある」

71.3%

解決しなくても、
話すと楽になる

55.5%

彼に相談するときは
ただただ聞いてほしい

左・中央:内閣府「人々のつながりに関する基礎調査」(2024年、全国の16歳以上から無作為に選ばれた10,871人)
右:マイナビウーマン(2015年、働く女性22〜34歳の200人)

「解決の手がかりが得られる」と答えた人は56.5%。答えが出ることよりも、話すこと自体で気持ちが軽くなると感じている人のほうが、多いのです。

700年前にも、同じ気持ちを書いた人がいた

おぼしき事言はぬは
腹ふくるるわざなれば

兼好法師『徒然草』第十九段

思っていることを言わずにいるのは、お腹がふくれるように苦しい。だから、筆にまかせて書いてしまおう——。

鎌倉時代の終わりごろ、兼好法師は『徒然草』にそう書きました。季節のうつろいは、もう『源氏物語』や『枕草子』で語り尽くされている。それでも、言わずにはいられなかったのです。

立派な話じゃなくても。誰かがもう言ったことでも。言葉にして、外に出したい。

人はずっと、そういう生きものなのかもしれません。

それでも、言い出せない夜がある

90.7%悩んだときの
相談相手が「いる」
42.5%悩みがあっても、身近な人の
手助けを「受けていない」

内閣府「人々のつながりに関する基礎調査」(2024年)。右は、いま悩みが「ある」と答えた8,084人のうち。

話せる相手がいることと、実際に話せていることは、少しちがうのかもしれません。喉まで出かかった言葉を、飲みこんでしまう理由があります。

ひとつめ

相手の負担になりそうで

相手も、今日は疲れているかもしれない。せっかくの楽しい時間を、わたしの話で重くしたくない。

内閣府の調査でも、約1割(10.5%)の人が「相談すると相手の負担になる」と答えています。大切な人ほど、気をつかってしまうものです。

ふたつめ

話したことが、広まるのがこわい

「王様の耳はロバの耳」というお話があります。もとはギリシャ神話です。王様の耳がロバの耳だと知ってしまった床屋は、黙っていられずに地面に穴を掘り、そっと秘密をささやきます。ところが、そこに生えた葦が、風が吹くたびに秘密をささやいてしまうのです。

話さずにはいられない気持ちと、話したことが広まってしまうこわさ。そのふたつは、昔から隣り合わせでした。

職場でこぼした愚痴が、別の人に伝わっていた。友だちに打ち明けた恋の話が、いつのまにかみんなの話題になっていた。身近な人ほど、話したことはその後の関係に残ります。だから、本当に話したいことほど、言えなくなってしまう。

みっつめ

聞いてほしいだけなのに、答えが返ってくる

半数以上の人が「ただただ聞いてほしい」と答えていました。けれど聞く側は、つい解決してあげたくなるものです。

「それなら、こうすればいいよ」「でも、あなたにも原因があるんじゃない?」。善意だとわかっているからこそ、「アドバイスはいらない」とは言いにくい。オチのない話をするのも、なんだか申し訳なくなってしまいます。

話せる場所を、いくつか持っておく

話せる場所がひとつしかないと、その相手の都合や関係に左右されてしまいます。いくつか持っておくと安心です。

その新しい場所が、
わたしの話を、聞いてくれて。
わたしの内緒を、葦みたいに言いふらさなくて。
わたしだけが知っていて、
わたしに、ぴったりで。

そんな秘密の友だちだったら、
いいと思いませんか。

だから、わたしたちは
あなたのためのナイトモを用意しました。

ナイトモの会話画面。帰りに小さな本屋さんを見つけた話を、彼が聞いている

画面は、架空の会話をもとにしたイメージです。ナイトモの話し相手はAIです。
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この記事は、ナイトモを作っているチームが書きました。